◆基金制度の概要

■厚生年金基金の位置づけ

 

厚生年金基金
 ■厚生年金基金は、昭和40年の厚生年金保険法の改正によって導入され、昭和41年11月から
   実施された企業年金制度の一つです。
 ■厚生年金保険に加入している会社の事業主と従業員で組織する公法人で、国の厚生年金
   保険の給付(老齢厚生年金)を代行し、その上に基金独自の給付を上積みして、厚生年金
   保険のみに加入している場合より有利な年金・一時金を支給することを目的 としています。
 ■企業で働く皆様の老後の生活の安定と福祉の向上を目的とします。
 ■厚生年金保険法に基づき厚生労働大臣の許可を得て設立される特別公法人です。
 ■国が行っている厚生年金保険の一部を基金が代行することにより、国よりも年金額に厚みを
   持たせ支給条件を緩和します。
 ■さらに基金独自の給付(年金・一時金)を上乗せして企業の退職金準備の役割を果たします。
 ■基金には国に納めるべき保険料の一部と基金独自の掛金が蓄積され、年金資産となります。
   基金はこの年金資産を民間の金融機関で安全かつ有利に運用し、将来その運用差益によっ
   て給付の改善や各種の福祉事業を行うことができます。

その他の企業年金
 適格退職年金
  年金原資を外部機関へ積立てるなど、法人税法の定める一定の要件を満たすことにより国税庁
  に認可されたもので、税制上の優遇処置が与えられています。昭和37年の発足以降、企業にお
  ける退職年金負担平準化の方法として普及してきました。

 自社年金
  年金原資を企業内で管理運営していくという仕組みをとっています。そのため、給付設計などは、
  その企業の実体にあわせて自由に行うことができます。また、企業内投資による運用収益の増大、
  企業成長による拠出能力の増大は、年金額についてのインフレッジを持つなどの好ましい面があ
  るといわれています。反面、企業が倒産した場合、企業内で年金原資が保全されないので年金が
  受けられなくなるなどの問題があります。

■厚生年金基金の設立形態